
「エッセンシャル思考ってどんな本なんだろう?」
「買う前にどんな本か知りたいなぁ」
「読み終わったけど、他の人の感想を見てみたいなぁ」
本を買う前ってどうしても色々気になってしまいますよね。
僕も、買って失敗したくない気持ちが湧いてきて、自分に合った内容なのか事前に調べます。
今回はその「買う前のちょっとした後押し」や「こんな人におすすめ」等ができるような記事を作成しました。
それでは、グレッグ・マキューン著「エッセンシャル思考」の要約・書評・関連本を紹介をしていきます。
- 人生において無駄な行動をしたくない人
- 効率よく生きたい人
- 人生に行き詰まり、迷っている人
要約|より少なく、より良く
「エッセンシャル思考」のポイント
- 「トレードオフ」何かを選ぶということは、それ以外を捨てること
- 本当にすべきこと、したいことをする。
- 自分で選べない人は、他人の言いなりになるしか無い。
- もしも「たった1つのことしかできなかったら、あなたは何をするか」
この本には、総じて「人生の無駄を無くし、自分が本当にしたいことができる」ようになれる方法が、書かれています。しかもそれは、通り一遍等な上辺だけの手法ではなく、物事の本質=エッセンシャルに沿った、あなたならではの方法を導くことができます。
例えば、
自分の生活を振り返ってみてほしい。よく考えずに仕事を引き受け、「何でこんなことやっているんだろう」と不満に思うことはないだろうか。相手の機嫌を損ねないためだけに依頼を引き受けていないだろうか。イエスと言うことに慣れすぎて、思考停止していないだろうか?
上記のような状況で、いわゆる「思考停止」している人は多いと思います。
ですが、「イエス」ということはそれ則ち、それ以外の事に「ノー」と唱えることと同じ。この本では、それでは自分の本当の人生を生きることはできないと書かれています。
また、
私はエレベーターに乗ってロビーに降り、そこにあった紙とペンを拝借してひとつの問いにとりかかった。「もしもたったひとつのことしかできないとしたら、自分は今、何をやるのか?」
本当の自分のしたいことが他の瑣末な”ノイズ”によって聞こえなくなっています。
だからこそ、今立ち止まって「本当に自分がしたいこと」つまり自分の人生の本質=自分だけのエッセンシャルについて突き詰める。
それは、建前ではなく、本音の部分です。
そして、その見つけた自分の生きたい未来をただ突き進む。だからこそ、周り流されるのではなく、自分で取捨選択していく。
自分の人生を自分で歩くという、当たり前の事なのに、当たり前にできていない現実に気付くことができます。
書評・感想|感銘を受ける人は、多いハズ。
僕は、この本を読んだ時、かなり衝撃をうけました。
というのも、自分では、かなり効率よく生きてきたつもりが、実際は全く本質からかけ離れた生活をしていることにきづかされたからです。
この本を読んだことにより、自分の生活を改めることにしました。当たり前に参加している「ムダな会議」。当たり前にしている「イエス」という返事。
あえてこれらに、「ノー」を突きつける。
つまり、ようやく自分軸で生きる事ができるようになりました。
今まで、気づかぬ内に社会に流され、社会の当たり前が自分の当たり前と置き換えていました。ですが、事実はちがう。
自分の気持ち、自分が人生でしたい事が、自分の本質=エッセンシャルであり、それをいかに実行するかに軸をおく。
それが、「自分の当たり前」なんだという事に気づくことができました。
関連書籍|「道は開ける」と「嫌われる勇気」
関連書籍として、ふと思い浮かんだのがこの2冊。
どちらも内容に「人生は、短い。他人の為に生きてはいけない。自分の為に生きるべき」という内容が書かれています。
いつの時代も人間は、他人の為に知らずの内に生きてしまう。そんな彼らに警鐘を鳴らす。
エッセンシャル思考同様、学びの多い本です。
まとめ
「エッセンシャル思考」のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の書評が誰かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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